ひな祭りイベントから思う事
先週3/4からひな祭りイベントで「教皇と神官たちのデイドリーム 四壇目」が開催されています。
ひな祭りは3/3じゃないの!?と思う方々その通りでございます!
しかしこれが長年続いたMMORPGラグナロクオンラインです!
スケジュール調整とかイベント調整とかあると思いますが、大人の事情でしょう。
そして飼いならされたROユーザーは特に気にしません。だってROだもの。
ゲーム会社を転々としてきた視点の感想
ということで火曜日がゲーム更新日なのでおそらく2月末にやるか、3月頭にやるか頭を悩ませた事でしょう。しかし究極精錬がイベント序盤から被ってしまうのでユーザーの負担を軽くするためにもずらしたのではないでしょうか。
あとはイベントは分散させないと虚無期間が生まれてユーザーも離れがちなので、なにかしら更新するものが無くなってしまう事への対策もあると思います。(深淵の回廊まだですか)
あれなんですよ、イベント追加ってユーザーはうれしいけれど運営にとってはマネタイズとしては余り効果高くないんですよ。
過去にやったイベントの復刻といっても、飽きられない様に何かしら追加要素が必要でこの期間はユーザー数を維持するために何かイベントとしてやる必要があるからやってるという感じだと思います。
そして不具合が出ると「デバッグやってる?」とかそんな意見がでますが、デバッガーの人数対全ユーザーでは試行されるプレイ量は全ユーザーの方が多いのでその分不具合報告が多いです。
逆に大手が運営している大量のユーザーがプレイしていてほとんど不具合が出ないゲームは凄い事なんだけど、他のゲーム会社にとってはそれが負担になってしまう箇所だったりします。あと古いゲーム程過去のデータトコンフリクトを起こして意図しない挙動になる事は多いです。
ユーザー感覚としては「じゃあ人数増やしてデバッグすればいいじゃないか」
その通りなのですが、どこからそのお金出るの?という話になります。
簡単にイベントの一月前程からデバッグを開始するとして20日デバッグに当てるとします。1人に掛かる賃金は1日7,000円程とします。それを10人程雇うと1日70,000円として20日で1,400,000円かかる事になります。
MMORPGなのでまず必要なPCの数が多い、電気代や設備費が馬鹿高い、法務や窓口対応サポート役等も無料ではないので馬鹿にならないし、このゲームは韓国産なのでそちらへの売り上げから割合料金が発生しているのもほぼ間違いないでしょう。
とはいえ、ユーザーには運営事情等関係ない話です。
しかしながら不具合を見つけた際に「なんだこれ、運営なにやっとんじゃ!」と怒るよりそっとサポートに連絡して直るのを期待する方が建設的だと思います。
ユーザー:こんな不具合みつけたよ!→運営:連絡ありがとう!直すね!
これだけでいいです。
全盛期を知っている古参程「ROなら仕方ないねHAHAHA!」となる人は多い印象ですが。
最後に
自分なら今になって新規イベントや新機構を大量追加&優良ガチャ等する様なら終焉を予想して怖いですね。さすがに現在は古参が相当数いて究極課金報告もかなりある状態で収支赤字という事は無いと思いますが。
ちなみに今のひな祭りのイベントはレベル上げには向いてるイベントで、金策的にはイベント限定武器を仕入れて精錬祭で叩いておくのと、エンチャント材を交換しておくと後々高値で売れるエンチャント素材なので持っておくとそこそこ金策になると思います。
おしまい