【異世界系漫画紹介】9 『S級ギルドを追放されたけど、実は俺だけドラゴンの言葉がわかるので、気付いたときには竜騎士の頂点を極めてました。』
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漫画:ひそな
原作:三木なずな
キャラクター原案: 白狼
電撃コミックスNEXT
原作は小説家になろうからでファンタジア文庫から小説版が出版されています。
序盤のあらすじ
ドラゴンと人間が共存する異世界の中で、主人公シリルは最高峰のS級竜騎士集団リントヴルムに所属していた。
しかし彼はドラゴンを大事にし過ぎて、世間一般ではドラゴンは道具扱いされている中仲間として接していたため、ギルドと不和が生まれ追放されてしまった。
そうした彼の行動には理由があり、彼だけドラゴンと会話ができるという能力がありドラゴンの要望も叶えて協力していくという形で共存を目指していたからである。
追放された彼は特にリンドヴルムに未練もなく、自身の信念に従ってドラゴンと会話して協力して生きていこうとする。
そんな中格安で販売されているドラゴンが見つかるが・・・。
個人的感想
タイトルが長い!そしてタイトルが全力ネタバレ!
とはいえ現在ではタイトルがネタバレなのは様式美みたいなものなのですね。
問題は内容で追放物といえば復讐がつきものなところなのですが、この作品では追放された腹いせに復讐をするという描写は今の所ないです。
あくまでドラゴンが大事でドラゴンと幸せになるために頑張る主人公です。
頑張っていく中で出会うドラゴンがまた個性的で読んでいて楽しいです!
血生臭い展開や「え、それいいの?」と思う展開もありますが、基本的にはドラゴンと対話をして日常生活を楽しむのが主軸なので個人的にはオッケーです。
絵も全体的に好きな絵で、ドラゴンの表情がとても豊かです。
『ドラゴンの恰好良さは爬虫類特有な表情が出づらい所!』と思う人にはちょっと刺さらないかもしれません。
少しご都合主義展開が多い気もしますが、楽しく読めます!