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【雑記】小学生の時の事で覚えている事

【雑記】小学生の時で覚えている事

 久しぶりに親と会った時に雑談まじりの話の中で出た、小学2年生の時の覚えているシーンの話です。もう30年以上前の話ですね。

・先生にドッヂボールの玉を強く投げられて体にアザができている。
・周りの同級生で1クラスの半分くらいが廊下で立たされている。
・給食を食べられなかった子が、5時限目の最後の授業でも教室の隅で給食の残りを机の上に残されたまま放置されている。
・宿題かなにかを忘れた同級生が先生に二の腕をつねられている

というシーンを思い出しました。

 酒の席で同級生とかにそういう話をすると「あったあったw」と笑い話ですが、当時を振り返るとやられている時は「自分が悪い」という意識を刷り込まれていました。
 いやまぁ、やれと言われた課題をできなかったり、悪い事をした事に対するしつけ的な部分もあったので、先生が全部悪いかというと今では仕方ない部分もあったのかなと思う部分もありますが。

 担任教師は1人で30人近くの子供をみるわけですから、自由気ままに動く子供達はさぞ心労になっていたでしょう。その動きを抑制する為に大人の力で押さえつけるという選択をした形ですね。
 今になって考えると責任感が強すぎた先生ですね。
 とある授業の話ですが、算数の授業中に「直角とはなにか?」という質問に対してクラスの端から答えさせる授業がありました。
 端から順番に「90度の事です!」「360度の4分の1の事です!」みたいなとりあえず回答をしていく形です。そんな中自分は他の人と同じ答えだと面白くないと「教科書の角のカクカクしたところです!」と答えました。
 それを聞いたクラスの生徒は大笑い。自分は間違った事は言っていないと思ったので「間違ってないよ!」と言っていました。
 それを見た先生が「何故笑ってるの?他人の考えた答えを笑うのはおかしいよね?」と笑ってる生徒を端から廊下に出しました。
 その後は「私から回答を聞いて考えて謝るまで教室に入るの禁止。」と終わりました。そのあとは自分の前に列を作ってひたすらゴメンナサイゴメンナサイだったのですが。こういった所からこの先生は自分の考えの中で間違っている事が絶対に許せない先生だったんだなとおもいました。
 しかし漫画なんかにあるようにここで先生も悪ノリして「おいおい、そんな回答はちがうよガッハッハッハ」と乗っかる様な先生だったら自分の立場はボコボコにされていたでしょうね。当時の自分は能天気だったので気にしてなかったと思いますが。

 しかしそんな状態なので学校行ってアザを付けて帰ってきたら親は聞きますよね「何があった」と。
 結果、保護者会で複数の親からその担任を解任してくれという動きがあって、小学3年に上がる頃には別の先生に変更になりました。
 その女の先生は別の学校に飛ばされ、数年後に結婚したという話を噂で聞きました。

 

 とまぁここまでは割と良くある?話なのですが、ふと母に
「その時周りと一緒に動いてくれたんだよね?」
と聞いたところ
「父に相談した結果私は動いていない。」
との返答だったことに時を超えて驚きました(笑)

理由を尋ねると父はこう言ったそうです。
「社会に出ると人間の悪意なんてそんなもんじゃない」
「今からそういう理不尽な事を体験しておくのは今後の為になる」
とのこと、なるほど?

 今になって思うと「君はなんか変わってるよね」と同級生に言われる事が多かった気がします。「君のお父さんは怒らせると猟銃持って出てきそう」と何故かそんな反応が多かった事も何故か思い出しました。

 逆に長期間引きこもっても何も言われなかったので、放任主義だったのかもしれないですね。
 とはいえやりたい事はやらせてもらえたし、今まで生きてきて父に感謝は覚えても恨みは無いです。

これからも親には元気でいて貰いたいものです。