【異世界系漫画紹介】3『治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要因~』
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原作は小説家になろうからでMFブックスから小説版が連載されています。
2024/1月からアニメ版放映中です。
序盤のあらすじ
主人公は一般的な高校生、兎里健(うさと けん)は特に目立つことも特別優れた事のないモブ的な立場であり『ここではないどこかに自分の居場所があるのではないか』と思春期まっさかりな思考を持っている。
そんなある日学校から帰宅しようとした際に、自分の置き傘が無くなっており、他人の傘が残っていたが雨が止むのを待った。
長い間待っていたが完全下校時間前になったときに生徒会長の犬上鈴音(いぬかみ すずね)に声を掛けられ、同行していた副会長の龍泉一樹(りゅうせん かずき)の予備傘を借りて一緒に下校することになった。
才色兼備で学校中の憧れの的の生徒会長と、イケメンの副会長と共に下校していく中、最初は緊張気味話に話していくと段々と打ち解け、お互いにウサト、カズキ、スズネと呼び合うようになったところ、カズキとスズネの耳に鐘の音が聞こえた。
ウサトには何も聞こえなかったが突然魔法陣が現れ3人は異世界に召喚されてしまった。
その後魔王を倒してほしいと頼まれ3人は諸々あって承諾。
魔法が使える世界という事で3人の属性を確認したところスズネが風、カズキが光、ウサトが回復という事だったが、回復と聞いた異世界の人は青ざめて隠そうとしたが救命団の団長ローズが現れウサトを連れて行ってしまった。
浚われたウサトは救命団の団員として鍛えられていく事になるのだが……。
個人的感想
というのが序盤の導入あたりですね。
テンプレ的な回復役というと物理攻撃ほどほど、後衛で回復を担当するサポート役、負傷者がでるまでは出番は無し!聖職者だから暴力なんてしませんみたいなイメージがあると思います。
この作品の主人公、回復役なのに肉体派です。根性すごいです。回復しながら殴るので怪我してもすぐ治ります。めっちゃ走ります。
団長もそれ以上にめっちゃ強い。団員一部を除いてはいかつい顔で回復は出来ないけど肉体派で戦場の負傷者を回収して走り回ります。
回復を専門の団員もいるので団長とウサトがおかしい。
団員と殴り合ったり戦場で敵を殴り飛ばしたりして『回復役とは……?』となること請け合いです。
この記事を書いてる時点でコミックは13巻まで出ていて、アニメが放映中なのでアニメ版から入って気になったら購入してみるのをオススメします。
小説版も面白いので、なろう版から読んでみるのも良いと思います。